30代が陥りやすいワナと、肌荒れの関係を解明した
主に、美肌を作っているのは睡眠と食事とホルモンの3つ。
ところが、30代の一般的な女性の生活はどうでしょう。
恋も仕事もレジャーもと、とにかく欲張り、時間を削って深夜残業、食事を減らしダイエットに精を出します。
その結果、便秘になったり貧血になったり、それでも頑張る!
小粋な生活のためにはと、短い有給休暇の間に過密に組んだ旅行スケジュールに、お腹が張り裂けそうなグルメ三昧。
食通もレディのたしなみと、ランチはいつもフルコース。
そりゃ、肌荒れだって起こしますよ。
そこで、30代女性にありがちなことと、肌荒れとの関係をまとめてみました。
完璧主義な仕事がストレスを溜める
後輩も次々に入社して、仕事もノリノリ。
ここは、完璧に仕事をこなして、周囲の評価を上げたいと願うのは自然な事ですが、ストレスと睡眠不足は美肌の敵です。
ストレスは、ホルモンバランスを狂わせます。
ホルモンは、自律神経によって調節されます。
人は日中は交感神経が働いて、やる気を引き出します。夜は、副交感神経が働いて、リラックスして就寝しやすいようになっているのです。
常に仕事をしていて興奮状態が続くと、交感神経が常に血管を収縮させて血行を悪くさせます。
残業が続くと、くすみがちになり肌がカサつくのは、血行のせいだったのですね。
無理に副交感神経を働かせようとすることで、免疫機能を低下させてニキビや肌荒れになると言われています。
また、睡眠時は、人間の体を再生させる大切な時間です。
睡眠不足は、体調を狂わせ、美肌を再生する時間も減ります。
無理なダイエット
食事制限のダイエットは、日本ぐらいだそうです。
今や、体重を減らすのではなく、体を絞るのが正しいダイエットです。
食事を抜いても、からだのあっちこっちに負担がかかるだけで、なにも良い事がありません。
何を食べたら美肌に良いとか、何を食べなかったら痩せると言った単純なものではありません。
栄養素の総合バランスが大切となります。
サプリメントで補えるのは、足りない成分であって、食事全体を再現することはできないのです。
また、ダイエットには食物繊維が適していると聞いて、果物や野菜ばかりとっていると、後で後悔しますよ。
誤解していない?美肌に必要な栄養素
美容雑誌等の情報で、美肌に必要な栄養素は、タンパク質、ビタミン、ミネラル。
腸内環境を良くして、肌荒れを起こさせないためには食物繊維ということは、多くの女性の知るところとなっています。
逆に、痩せるためには、ご飯を抜くとか油ものを抜くと良いと言われていました。
実は、健康な肌には二つとも大切なのです。
炭水化物不足は乳酸菌を減らす
ご飯の主成分である炭水化物は、体内でブドウ糖に変換されて、脳を働かせるのに大切な成分です。
炭水化物に含まれる糖質は腸内細菌の餌に、食物繊維は腸内環境を整える役割を持っています。
この二つが働かなくなることで、腸内環境は悪化します。美肌とダイエットに効果のある乳酸菌も、減ることが分かっています。
脂質
脂質も脳の働きに貢献しています。
皮膚のバリア機能と言われている、保湿成分セラミドの材料でもあります。
美肌を作る秘薬、女性ホルモンも脂質の中のコレステロールが材料になのです。
脂質が不足すると、保湿成分のセラミドが減ることで乾燥肌になります。
女性ホルモンも減り、女性らしい柔らかいしなやかな体は失われ、月経不順を招きかねません。
体内の炎症と抑制とも関係していて、アトピーやアレルギーを引き起こすことにもなるのです。
ホルモンバランスが狂う
食事は、月経を司るホルモンの分泌に影響を及ぼします。
過度なスキンケアが保湿不足の肌にする
その昔NHKのためしてガッテンで放送されていましたが、周囲から『美肌マニア』と呼ばれる40歳の女性が、89歳のおばあちゃんに、素肌対決で負けてしまったそうです。
ところで、社会人になりたての20代は、目移りするほどの化粧品とエステ情報に、次々とお金を掛けたくもなります。
つぎ込んだ結果が、現れるのは、30代でしょう。
ためしてガッテンで40歳の女性の敗因は、肌を覆う角質細胞が未熟であったためです。
角質細胞が未熟だと、角質細胞を繋ぎとめるセラミドも、作られることがありません。
肌水分の蒸散を防ぐ、角質層が隙間だらけになるので、常にカサカサ肌となるのです。
番組の最後で、過度なお手入れが逆効果という結論になりました。
ゴシゴシ洗いの洗顔、水分の過度な与えすぎが、素肌の力を弱める原因となります。
化粧水の後は、油性のクリームを使うことで、肌水分の蒸散が防げます。
また、蒸しタオルを毎日行うと、血管が収縮しなくなったり、赤みの原因になるそうです。医師によると、蒸しタオルのお手入れは、週1・2回だそうです。
スキンケアも時には、お休みするぐらいが良いとありました。
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